人生の選択肢

人生の重要な事項において選択肢がある場合、どういう基準で選ぶのか?

私の場合は、直感的なところが大きいと思います。

職業柄、事実関係を論理的に整理したり数値化したりして、最も有利なオプションを追及するのではないかと考えられるかもしれません。実際に、会社の職務における判断事項はそのようにして決めていると思います。

また、家の購入、車の購入、投資、ローン、保険、テレビやタブレットの買い替えなどの金銭的な決定についても、入手可能な情報を分析し、自分の用途や目的に照らして条件の一致する製品やプランを慎重に選びます。

ところが、自分自身にとっての大きなライフステップについては、意外と細かいことは考えずに、感覚的なもので判断しているように思います。弁護士になる。オランダに引っ越す。結婚する。日本に戻る。転職する。

主人に言わせると、その裏にはこれまでに蓄積した知識や培った経験からなるベースがあって、それを瞬間的に感知し処理しているのであろうとのことですが、自分では何ら根拠は説明できないことが多いです。

自分が感じたことを信じて行動することがこれまでの自分にとってはプラスに働いたと思います。それは自分の判断を信じそうすることを支持してくれる家族無くしては成し得なかったと思うと、感謝あるのみです。